satoyamanekokunのブログ

猫たち、お酒、山に虫、神社仏閣、全くまとまりのないブログですいません。

捨て猫を保護できませでした

f:id:satoyamanekokun:20181214173053j:plainf:id:satoyamanekokun:20181214173119j:plainf:id:satoyamanekokun:20181214173148j:plainf:id:satoyamanekokun:20181214173208j:plainf:id:satoyamanekokun:20181214173224j:plain      一か月ほど前に閲覧させていただいた記事で、2匹の子猫を保護した友人のことを紹介した内容でした。

 まだ小さい子猫で、2匹とも肺炎をおこしていたということと、1匹は、何れかの足が壊死していて、体重も150グラムほどしかないので、獣医さんも手の施しようがなく、必死で世話をしてあげたけれども、食欲もなくなってその1匹は天国に旅だったということでした。

  もう1匹は、体重も2倍ほどになって、順調に育っているということだったと思いますが、内容に不一致な点がありましたらすいません。

 この子猫たちを保護した友人ご夫婦に感動しました。たしか、獣医さんに診てもらった治療費も15万円ほどかかったということだったと思いますが、本当に頭の下がる思いで読ませていただきました。

 そして、このご夫婦の行動を詳しく記事にして、投稿してくれた本人もとても優しい方ですね。

 家にも、去年6月に保護した捨て猫がいるのですが、女房が洗濯物を干しているとき、足元に来て鳴いていました。

 女房は、もう気になって仕方がなかったのですが、自分は、今の家ではトイレとか無理だろうし、とても飼ってあげられそうになかったので、見てみない振りをしようと思ったのですが、久しぶりに見た子猫はとても可愛いと思いました。

 6月も上旬のことで、この辺りでは朝はまだ霜が降りるほど寒い日があるし、夜はキツネも心配で、何か食べている様子もなくて、痩せていました。

 とりあえず、居間の前に発砲スチロールの箱に入れるくらいの穴を開けて、子供たちの着れなくなった古着を中にに敷いて置いておきました。

 夜、そーっと箱の蓋を開けると、中に丸くなって入っていたので、また、そっと蓋をして休ませてやりました。

 さて、それでは食事はどうしようか?みんなで色々考えたのですが、キャットフードなどなかったので、ご飯の上に削り節をかけて、水を置いておいてあげたら、どうやら削り節だけ食べたようでした。

 家で飼いたいと思っても猫の出入りできるところは無いし、それに、トイレがとにかく心配でした。

 インターネットで調べたところ、今の猫たちは家の中だけでも十分飼えるということが分かりました。

 家族もみな心配しているし、親猫が来ている様子もないので、話し合ったところ家で飼おうということになって、早速、女房がキャットフードにケージにトイレから爪とぎまで買ってきてくれました。

 たいしたものを食べていなかったので、あげた缶詰の餌をガツガツ食べすぎて下痢してしまうし見ていてもかわいそうでした。

 問題のトイレは、一度も教えたわけではないのですが、自分から買ってきてあげたトイレでしてくれたので、一番の心配事は何ということなくクリアーしました。

 病気なども心配だったので、獣医さんに診てもらってワクチンも注射してもらって、11月には避妊手術もしてもらいました。今では、すっかり元気になって、家中を駆け回ったり甘えたり、楽しい家族が増えたようです。

 そして、またまた8月頃から、朝自分が野菜の箱詰めをしていると、顔の右半分が黒い全身三毛の可愛い子がそばに来て座っていました。

 やはり、痩せていてお腹を空かせていたようなので、家の子の餌をあげたら喜んで食べていました。朝一度、畑まで来たのには驚きました。

 区の中の心当たりのある方々には聞いてみたのですが、飼い主はみつからないので,しばらく様子をみていましたが、やはり捨て猫のようでした。

 家に入れてあげたいのですが、先に住んでいる子と大ゲンカになりそうなので、寒くなる前に、飼い主か里親を探そうと思って写真入りでチラシを作って、区長さんにお願いして、1枚は掲示板に貼らせてもらいました。

 そして、もう1枚を自分の家の玄関に貼っておいたのですが、なかなか連絡は来ません、顔の半分が黒いから仮名で、「ハンちゃん」と呼んでいます。

  そして、10月ともなると朝晩はすっかり寒いほどになって、気は焦るばかりの矢先10月20日(土)の夜みんなで、夕飯を食べに行った帰りに、下の集落の外れにまたもや捨て猫を2匹見つけました。

 あんなところにいたら寒いし車も危ないし、さすがに手に負えなくなってしまって、次の週の10月22日(月)、早速市役所の環境政策課の問い合わせフォームからメールをさせてもらいました。

  10月23日(火)仕事から帰って、メールをチェックしたのですが、メールは届いていなかったけれども夜、市役所の職員さんが2人家に来ていただいて、先日、自分たちが見たところよりはかなり上のほうに、捨て猫が3匹いたのを確認したということでした。

 そして、誰かが餌をあげてあったのも確認したということで、心当たりがあれば連絡をとってほしいということと、11月3日(土)に譲渡会があるので、それまで家で保護してほしいということでした。

 その次の日には、子猫たちのいた少し上の道路の広くなったところに、動物の遺棄、虐待に関わる警告の立札を立てていただきました。

 家で話し合ったのですが、家の中では無理だけれども、物置を片付ければあずかれそうなので、早速、家に来ていただいた職員さんに連絡を取って、仕事から帰って、子供たちと探しに行ったのですが、蓋のある側溝の下に入ってしまって、とても素手ではつかまえることは出来ませんでした。

 次の日は、補虫網を持って昨夜いた辺りをさがしたのですが、姿が見当たりませんでした。

 その週末の休みの日は、2日がかりで物置を片付けました。とにかく、使わないものばかり出てくることに驚きました。

 そうこうしているうちに3匹の子猫たちは、それぞれ単独行動をするようになって、車の中にはいつも補虫網を入れておいたのですが、見つけて網を持って近づくと側溝に入って逃げて、とんでもないところから顔を出して、とても捕まりません。

 市役所の職員さんと、メールと電話で状況を報告して、捕獲器を貸していただきたい旨を伝えたのですが、捕獲器を使用して野生動物が入ってしまったら、鳥獣保護法で重い罪になってしまうということで、簡単には使えないのだということでした。

 それに、捕虫網を使って追い回すのも良くなくて、怖がって寄り付かなくなってしまうので、見かけたら餌をあげて馴れさせてから保護してほしいということでした。

 そして日が経つにつれて、その子猫たちも見かけることも少なくなってしまって、下の集落の道沿いとかで見かけた子猫が、はたしてその子猫たちなのかもわからないし、集落の中だとどこかの家の飼い猫の場合もあるので、勝手に色々できないし手の施しようがなくなってしまいました。

 おそらく、下の集落で見た1匹は、その3匹のうちの1匹に違いないと思いますが、ほかの人に保護されて大事にされていることを祈るばかりです。

 区の役員で、農業改善センターという施設の掃除をしたときに、そんな経緯を話したところ、気にしていた方たちがたくさんいたことに驚きました。

 区長さんの奥さんは、車を止めて降りて「連れて帰る」と言って捕まえようとしたけれど、、捕まらなかったということです。ちなみに、区長さん家にも7匹猫がいるのだそうです。

 餌をあげた方も分かりました。空家になってしまった家の猫たちに、毎日餌をあげに来てくれていた方がいて、そのご主人に電話をしたところ、家の家内は、その捨て猫たちのことは把握していなかったということでした。

 この捨て猫たちに餌をあげたのは、また別の方でした。空家の猫たちは結局、毎日餌やりに来てくれていた方の家に引き取られて行ったということでした。ここにも優しい方がいて、頭の下がる思いがしました。

 片付けた物置は、入口のドアに穴を開けて、三毛猫の「ハンちゃん」が使っているので、各局はあのとき片付けておいて良かったと思っています。

 こ子も、里親が見つかると嬉しいのですが、何方か大事にしてくれる方いませんか?できれば、住まいが近くの方だとありがたく思います。

 何れにしてもこの地区は、ほかの地区からも離れた標高の高い開拓地ということもあってか、犬や猫たちを捨てていく者が後をたちません、いまでこそ犬は少なくなりましたが、猫を捨てに来る者は今も多いです。

 そして、ゴミの不法投棄も頻繁で悪質です。林道に2トン車1台分ほどの建築廃材に、軽トラック1台分ほどの家庭ゴミ、古タイヤ、冷蔵庫、洗濯機、明らかに捨てることを目的で置いて行くようです。

 悪質なものは、警察に連絡もしました。林道の建築廃材は投棄した業者もわかりました。

 残念ながら、軽トラック1台分ほどの家庭ゴミは、犯人は見つからないままでしたが、ゴミも生き物も同じように捨てていく者たちを少しでも減らしたいものです。

 市役所の環境政策課の職員さんにもお世話になったのですが、結局はあの捨て猫たちを保護出来なくてすいませんでした。

 

 まだ、画像の加工の仕方が分からないので付け加えますが、上の2コマが去年、家に来たばかりの白い保護猫で「ミルキー」と言います。

 3コマめは、今の姿です。立派に大きくなりました。大好きな2階の窓枠から、外を眺めるのが好きです。

 4コマめは、三毛猫の仮名「ハンちゃん」です。特徴的な顔がはっきりしなくてすいません。

 最後の一枚は捨て猫たちのいた少し上に、市役所の職員さんにたてていただいた警告の立札です。