せっかくゴールデンウイークに入った途端に雨降りです。恐ろしい感染症も収まる気配もありません。「緊急事態宣言」といっても飲食店に負担を負わせているだけで気の毒です。そして毎日増加していく感染者数を考えるととてもオリンピックどころではない気がします。アマビエにお願いしても荷が重すぎます。
「アコギの池」の工事も終了しました。「水生動物を放流してはいけない」「釣りをしてはいけない」というような内容のことが掲げられていましたが、トンボの種類や水生昆虫に水鳥たちもたくさん来ています。特に水生昆虫たちは水質をよく知っていて、水質のバロメーターにも大切な存在と言えます。何とかまたたくさんの生き物たちが戻ってくれることを祈っています。
休みなんですがあいにくの天気なので、午前中は先月採取した化石を整理しました。
そして突然、家の中に迷い込んで来た虫たちも整理したいと思いましたが、映画「聲の形」を観ながらで進みません。というよりこの映画真面目に観ないと失礼です。自分のようなオッサンでも考えさせられる良いアニメーションでした。
2019.6.5
畑仕事を初めて暑いので脱いだ作業服に羽をやすめたウスバシロチョウです。透きとおった羽がいかにも「風の妖精」といった気がします。
2019.7.24
会社でゴミ捨てに行ってプラットホームに来ていたキボシカミキリです。養蚕が盛んな頃は、桑の木に産卵して幼虫がその木を駆逐してしまう害虫でしたが、桑畑もなくなってしまったこの頃はあまり見かけなくなったような気がします。
2019.8.3
むし暑い日の夕方、家に迷い込んだヘビトンボです。幼虫は「渓流釣り」に夢中だった頃、清流で餌にするクロカワムシを捕っていると一緒に網に入るのですが、このヘビトンボの幼虫も餌に使う方もいますが、自分はこの幼虫は噛みつくので使いませんでした。思えば成虫を見たのはこの日が初めてだと思います。
2019.8.13
朝、玄関の灯りに誘われて来て帰りそびれたコクワガタのメスがいました。玄関横のクヌギの木にそっと移してあげました。
2019.8.31
朝晩は虫の声が賑やかになってきました。夜、玄関の灯りに誘われて訪れたセンノカミキリでしょうか。カミキリムシはあまり詳しくないのですが、圧倒的に小型の種類が多いのですが、中型でとても元気のいい種類です。最近はコウモリも時々見かけるので気お付けて帰って下さい。
2019.10.8
この年は10月に入っても日が続いていました。まだセミの声もしました。そして、10月12日には各地で大きな被害を出した「台風19号」が上陸しました。
子供の頃、このゴマダラカミキリがハシバミの木にいるのを見て、なんてきれいな虫だろうと思って見ていました。やはり玄関の灯りに誘われて来て帰りそびれたようです。
2020.7.14
仕事帰りに運転席側の窓を開けて家に向かう途中でした。もう1kmほどで家に着くところだったのですが、いきなり何かが右目を直撃しました。家に着いて車内を探してみると、こんな立派なルリボシヤンマがいました。正直オオスズメバチでなくてほっとしました。元気に飛べそうだったので、玄関の横のアセビの木に止まらせてあげました。次の日の朝、玄関に出てみると姿はありませんでした。きっと元気に飛んでいってくれたことと思います。
2020.8.3
夜、いつの間にやら居間の天井灯にしがみついていたウスバカゲロウです。子供の頃、アリジゴクの中にいる幼虫を「カッコウ」と呼んでいました。語源は定かではありません。
アリジゴクを見つけてはカッコウを捕まえて、また近くのサラサラの土の上においてやっては、お尻から地面に潜って行く様子が楽しくて眺めて遊んでいました。
2020.8.13
朝、ズッキーニを箱詰めしているときに後ろにあるシラカシの木に隠れていたナナフシです。全身を左右に振ってダンスをしてくれてかわいいです。朝はハンちゃんも餌をねだって来るし賑やかで楽しい時間です。でも箱詰めしたら、朝飯前に集荷場に持って行かなくてはいけないのでちょっと忙しいです。
2020.10.17
忍者のように家の外壁を上るこちらもナナフシです。
2020.8.17
玄関に近いクヌギの木の裏に隠れたつもりでも見つけてしまいました。エルタテハです。羽の表は撮れませんでした。キタテハには行き会いますが、このチョウに行き会ったのはかなり久しぶりのような気がします。
2020.10.17
ついこの間までは「暑い暑い」と言っていたような気もしますが、朝晩はすっかり寒くなりました。こちらは朝、玄関のすぐ横にあるシャガの葉にとまっていました。キタテハです。暖かくなるまでそっとしておいてあげましょう。
4月30日もっと激しい雨になるのかと思ったのですが、降ったり止んだりの一日でした。雨が止んだ時、優雅に飛ぶ白いチョウを二頭みつけました。ウスバシロチョウです。自分はこのチョウが大好きです。そして、畑仕事も始めなくてはいけませんが今年もまた、たくさんの虫たちに行き会えることを楽しみにしましょう。