秋の休日の楽しみの一つですが、朝飯前にちょこっと山に入ってキノコを探します。
10月も中旬と言うのにリコボウがたくさん採れました。せっかくなので午後はあちらこちらに配って回りました。
10月も下旬になるとムラサキシメジが列をなして顔を出していました。しかも、出たてのかわいいのばかりです。こちらも今日行き合う皆さんにおすそ分けしました。
前の会社の先輩から横谷温泉に行ってきたということでお土産をいただきました。開田高原のお蕎麦と、諏訪市に5蔵あるうちの伊東酒造株式会社の純米吟醸「横笛」でした。
清酒「横笛」をいただくのは初めてだと思います。ありがたくいただきます。新型コロナウイルスにかかってからまだ臭覚だけが戻っていない気がしますから、実際にはもっと華やかな香りなのだと思いますが、ほんのりと新鮮なフルーツの香りに美味しい果物をいただいているようなすっきりとした甘みがとても美味しく感じました。
毎年、家のズッキーニを喜んでいただいてくれる職場の方から、お礼にといただいたお酒です。きれいにラッピングがされていて、これはかえってとても申し訳なく感じました。
娘のところに行ってお酒買って帰ろう、と思っていつも気になっていた銘柄でした。
富山県 黒部市の「日本の名水百選」が湧き出す酒蔵の純米大吟醸「幻の瀧」
大吟醸なので熟成感ももちろんありますが、やや辛口ですっきりと美味しいお酒だと思います。
幻だったり隠されたりすると余計に飲みたくなるというものです。熟成感もあるほんのりとした甘みに後味はすっきりとした辛味もあってキレが良いという感じがします。飲み飽きな吟醸酒という気がしました。
そして、瓶もかわいい「 通の純米大吟醸」黄桜です。陶器の徳利のような質感の形とラベルがとても良いです。大吟醸酒としてはすっきりとしたお酒です。全体としてもやや辛口のお酒だと思います。
職場の大先輩からいただました。山梨県を代表する酒蔵 山梨銘醸株式会社「七賢」
大吟醸 山ノ霞 アルコール度数:11度
どぶろくのような白濁が美味しいスパークリングです。アルコール度数も低く甘さもすっきりとしていて、炭酸と相まってのど越しが良くて美味しいお酒なので、女性にも人気があると思います。七賢とは「竹林の七賢」のことだと思いますが、こちらのスパークリングは「山ノ霞」「空の彩」「星の輝」の3種類があるということです。
「猫対決」
こちらのお酒は、やはり上諏訪町の5蔵のうちの舞姫酒造株式会社の猫好きの人のための日本酒ということです。
信州ねこ政宗 SHIRONEKO
白猫のクールなイメージに合わせ、すっきりとした味わいに仕上げました。冷やして美味しい日本酒で、幅広い料理に合わせやすく飲み飽きしないお酒に仕上げました。
自分の感想:確かにすっきりとした辛口のお酒ですが、味わい深くて飲み飽きないお
酒です。
信州ねこ政宗 HACHTIWARE
ハチワレ猫の人懐っこいイメージにあわせて、落ち着いた味わいで常温~ぬる燗で美味しい日本酒です。香りとキレの良い喉ごしは、毎日の定番酒としてぴったりな食中酒です。
自分の感想:どちらも辛口のお酒だと思いますが、こちらはやや辛口といった印象を
受けます。日本酒本来のふくよかな味わいのお酒です。
榛名の地酒 吟醸酒 「夢二ものがたり」
蔵元のご夫婦と親交が深いデザイナーの 俣野温子さんがデザインされた猫のイラストがかわいいラベルが目にとまります。
一口目はやや辛口といった感じですが、その後のすっきりとした甘味と酸味、苦みのバランスがとても美味しく感じます。
「辛口対決」
別に対決しているわけではないのですが、自分が好きで良く買い求める銘柄を飲み比べてみましょう。
七笑 辛口:どちらかと言うと、こちらのほうが辛口だと思います。淡麗辛口の代表
格 という感じがしますが、ほんのりとした甘さも含んだ飲み飽きないお
で、なお且つ 色々な料理に合うお酒だと思います。
寒竹 辛口:口当たりは、ほんのりとした甘さも感じる、やや辛口だと感じますが後
味は すっきりとした辛味の喉ごしが心地よく感じます。穀物の美味しさ
に熟成感も含んだお酒だと思います。
紅葉にキノコに秋の楽しみの季節もすっかり過ぎて、昆虫たちを見かけることもすっかり少なくなってしまいましたが、それでも暖かい日があると陽だまりでトンボやチョウの姿を見ると思わず嬉しくなってしまいます。
休みの日は夏の間出来なかったところの片付けもあります。今の季節はお酒も美味しい季節ですから、ひと仕事終わったら美味しいお酒を少しいただいて年末まで頑張りましょう。