お酒の話(12)

今日、6月27日気象庁より梅雨明けの発表があったようです。それにしても早いですね。確か4年前も梅雨明けが早くて、6月29日でした。そして連日、異常に暑い日が続いています。まだ先々週あたりは朝、寒くてファンヒータを入れていました。この暑さはまだ1ヶ月以上も続くと思うと、いったいどうなってしまうのでしょうか?とにかく熱中症には注意しましょう。

 

旅の楽しみは昼は何をいただこうかとか?近頃はどこに行っても道の駅があってその土地の野菜や果物、海辺であれば新鮮なお魚などを見ているだけでも楽しいものです。そして自分はさらにもうひとつ、その土地の地酒を買って帰るのが楽しみです。そしてできれば酒蔵に寄って蔵元の雰囲気を味わいつつ、お酒について色々教えていただきながら自分の好みだと思う銘柄を買い求めるという思考で行動しています。

 

「♪ 喜久水飲む人好きだな・・・。」一度でいいからそんなことを言われながらお酒を飲んでみたいものだと思いますが、とても乗りのいいCMです。先日、元善光寺をお詣りした後に飯田市唯一の酒蔵、 喜久水酒造さんに寄ってお酒を買ってもらいました。

 

事務所の横に苔むした小さな水車小屋があって、もちろん水車が回っていました。松もイワヒバも苔もとてもいい感じです。戦後37の酒造家が合併して創られた酒蔵だということです。

 

 3本買ってもらったうちのひとつ、純米「風越」 精米歩合 65% アルコール分15度

香りはひかえめですが穀物の熟成感を感じる香りと酸味を感じる果実臭が上品です。

すっきりとした飲み口でそのあと広がる酸味と甘みのバランスが良くて美味しい。どちらなというとやや辛口で爽酒だと思います。

 

 

 

精米方法に特徴があります。「扁平精米」という精米方法で、お米の形を残しつつ精米していくことで、お米の美味しさはのこしつつもタンパク質などの酒造りに不要な部分を取り去ることができるということです。その結果、通常の精米方法より多少黒く仕上げているためあえて「黒純米」としたようです。

「喜久水」 精米歩合82% アルコール分15度

香りはほのかな酸味のある果実臭に、さらにほのかな穀物の香りを感じます。

すっきりとした酸味が特徴のお酒です。どちらかというと辛口だと思いますが、穀物のうま味も特徴的です。味わいがすっきりしていますので飲み飽きないお酒だと思います。

 

店内に入ると石臼にきれいな水が・・・。とても涼を感じる風景ですがこの水は仕込み水に使っている地下水だということです。

 

喜久水酒造さんと言えばこの銘柄が何といっても有名だと思います。

日本の名水100選に選ばれた「猿庫の泉」を仕込み水に使っていますので、銘柄もそのままですがいついただいても美味しいお酒です。

純米吟醸「猿庫の泉」精米歩合 55% アルコール分 15度

爽やかに華やかに香る果実臭が美味しそうです。とても熟成感を感じる口当たりですが、後味はスッキリとキレがいいと思います。やや甘口でしょうか、とても美味しい。ラベルの文字がとても楽しいです。

 

お店の中は広くて、酒造りに使う道具やお土産もきれいに並べられていてとても楽しい空間です。

 

 

 

こちらのかわいいラベルのお酒は豊丘村の道の駅「南信州とよおかマルシェ」で買った一品です。とにかく「中川村のたま子」ちゃんに魅かれて、買わないわけにはいきませんでした。

 

養命酒発祥の地、中川村 米沢酒造さんの特別純米酒「今錦」

精米歩合 59% アルコール分 16度 長野県産 美山錦100%使用

きれいに透き通ったかすかな琥珀色です。香りはほのかですが上品な酸味を含んだ果実臭です。

一口いただきます。まろやかな酸味とほのかな甘み、全体的に包むような酸味に特徴があってコクも深みも感じるお酒だと思います。後味はスッキリとした辛さを感じて、とてものど越しが良いです。それにしてもラベルのオタマジャクシの「たま子」ちゃんがかわいいですよね。

 

それにしても長野県も広いですよね。とつくづく思います。まだ行ったこともない町村がたくさんあります。また機会がありましたら、珍しい農産物に美味しい地酒を探しにでかけてみたいと思います。