死ぬまで山歩き「12」濃霧の車山

霧ヶ峰ニッコウキスゲが見ごろだということです。ゆっくりと花を見ながら湿原を歩きたいな。などと思って三日連休初日、女房を誘って立科町から女神湖を経由してビーナスラインに出ました。流石に連休初日だし車多いな。ということで有料駐車場に止めさせていただいきます。

 

支度をして車山肩から車山ー喋々深山ー物見石ー八島湿原-沢渡を経由して、一日ゆっくり歩こうかななどと思っていたのですが、高原の景色はすっぽり霧の中です。まあ、こんな日もあります。

 

動かないと寒いほどですが、歩き始めると温まってきました。それでも露出しているところは寒いので手袋は忘れないようにしましょう。

 

 

 

いつの間にかかわいい休憩所ができていました。展望の良いところに置いていただいたのだと思いますが、何十年も前の記憶をたどってもこの辺りからどんな景色が望めたのか全く覚えていません。

 

強風で揺れてしまってひどい画像ですがイブキトラノオです。

 

 

この花も見頃ですが風で揺れてしまいます。ハクサンフウロでしょうか。

 

 

ウスユキソウ、ミネウスユキソウ???

 

 

足元に注意しましょう。かわいい花が咲いています。ハッカのような爽やかな香りのするイブキジャコウソウです。

 

 

コウリンカでしょうか。花弁が好き勝手な方向を向いているような感じがかわいいです。

 

こちらの花はもう直に咲きそうですが、アサギマダラの好きなヒヨドリバナですかね。

登山道から右手はアカマツレンゲツツジの地上部は春先の山火事ですっかり枯れています。下草も黒く焼け焦げた跡が確認できます。この登山道のおかげで左手方面には燃え広がらなかったようです。

 

登山道も晴れていれば気持ちが良いのですが、こんな日もあります。

 

 

 

ゆっくり歩きながら車山頂上に着きました。

 

こちらが正確な三角点だと思います。白い杭の文字が確認できませんが「国土地理院」と書かれていたのだと思います。

 

平成11年11月に富士山レーダーに代わって気象観測を開始した、車山気象レーダー観測所もすっかり霧の中です。まあ、こんな日もあります。

 

 

 

茅野市のスキーシーズンの安全を祈願して建立された「スキー神社」がこちらの社の前身です。山の神様「おおやまつみのみこと」が祀られています。

 

 

濃霧の中で一段と神聖な雰囲気を感じる領域です。

 

昨年8月下旬から10月かけて建てられた御柱です。配置は諏訪大社と同じく向かって手前右側が車山神社一の御柱で、時計回りに社を囲むように順番に建てられています。

 

諏訪大社御柱際は奥山から切り出された御柱は山を下って、林道を引かれて、急坂を下って、里引きされて最後の建御柱の神事になります。車山神社では1800メートル下の山の中から切り出された御柱は1925メートルの頂上まで引き上げられて、神様となって建てられるということです。

 

気象レーダー観測所の南には立派な頂上テラスができていました。車山神社にお参りしてちょうどお昼の時間になったので、こちらでお昼をいただきました。天気さえ良ければここから左手に八ヶ岳の峰々に富士山、南アルプス中央アルプスが望めるはずですが、まあ、こんな日もあります。

 

それでもすっかりお腹が空いていたので美味しくお昼をいただきました。下界で見たらガマン大会でもしているかの如く上着を着こんでいますが、お腹がいっぱいになっても休むと途端に寒く感じます。

 

 

またまた、天気さえ良ければ、一日ゆっくり歩きたかったのですが、こんな日もあります。またの機会にしましょう。それでも時々、青空も微かに見えると一瞬、霧も薄くなってこんな景色のご褒美が見れました。

 

今は見ごろのニッコウキスゲも電気柵の中で保護されています。登山道の境界のロープはそのまた手前なので、スマホだと電線が入ってしまいます。帰りは時間も早かったのでちょっと寄り道して、長門牧場でソフトクリームをいただいて帰りました。