暇さえあれば虫探し(8)

今年はすっかり運動不足です。この日は高原のチョウたちに行き会いたくて、浅間山麓の「池の平湿原」に出かけてみました。

東御市側から林道を行くと、朝のしっとりした空気の中でヤナギランもまだ咲いていました。スキー場を過ぎたあたりでいました。いました。少し大型で風に乗って優雅に飛ぶこのチョウはアサギマダラに間違いありません。

二頭見つけましたが、写真が撮れたのはこの一頭だけでした。

 

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そして「池の平湿原」駐車場に到着しました。早速、駐車場で出迎えてくれたのは、最近家の近くでは見なくなったクジャクチョウです。残念ながら写真は撮れませんでした。

たくさんいた小型のこのチョウは、オオチャバネセセリでしょうか?必死で蜜を吸っている様子がかわいいですよね。右下のハナアブは、モコモコで羽根がちょこっとついていて何とも愛嬌があります。

 

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これより湿原に向かいますが、あまりにも久しぶりで逆コースを行ってしまいました。

慌てて戻りました。

 

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高原は早くも秋の気配ですが、今日はタイミングが良かったと思います。

 

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いつ来ても天国のようなところです。

 

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いましたベニヒカゲです。マルバダケブキの花の蜜を吸っています。地味なヒカゲチョウとジャノメチョウの仲間では、蛇の目の周りに鮮やかな朱色をあしらったかわいいチョウです。中央アルプスにはベニヒカゲとクモマベニヒカゲの双方が生息しているということですが、浅間山麓にはクモマベニヒカゲは確認されていません。

 

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少し汗をかいたりすると、平気で人にも接近してきてくれてかわいいチョウです。

また、動物の糞に群がっている様子を見ることもあります。

 

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こちらは、ミヤマアキノキリンソウを訪れていました。

 

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マツムシソウとベニヒカゲ

 

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ミネウスユキソウでしょうか?こちらの後ろ羽根の色の薄いところが鮮明な個体がメスだということです。

 

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木道わきのマツムシソウを訪れている小型のヒョウモンチョウはコヒョウモンでしょうか。

 

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ベニヒカゲとコヒョウモン仲良くマツムシソウに寄ってきました。こちらのベニヒカゲは二頭ともオスですかね。立て続けに写真を撮りすぎて、スマホの動作がすかり怪しくなってきました。おまけにアッチッチです。

 

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シャクナゲの間に咲いていたマツムシソウを訪れているコヒョウモン。

 

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今度はクジャクチョウも見つけましたが、この画像を撮るのがやっとでした。

 

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三峰ヶ峰でお昼をいただこうと思ったとき、俊敏に飛び回っていたこのヒョウモンチョウは、この距離では判別しにくいですが前羽根の形からしツマグロヒョウモンのオスだと思います。

 

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お昼をいただきながら蓼科山方面を見ると入道雲が発達しています。予想通り家に帰ると雹混じりの激しい雷雨になりました。

 

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名残惜しいけれども、まだ行きたいところがあるのでこちらはそろそろおいとまします。

 

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林道のゲートのすぐ脇にヒヨドリバナの群落があって、またまた運よくアサギマダラに行き会うことができました。

 

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何と、このヒヨドリバナの群落に七頭もいました。アサギマダラはこのヒヨドリバナが好きですが、この花たちも、もうじきに終ると思います。その頃はまた暖かい南国に長旅をするのでしょうか。この小さな体に秘められた本能と体力に驚かされるばかりです。

すっかり時間も忘れて眺めていると、急に暗くなってきたと思うと雷が鳴りはじめました。この後、湯ノ丸の湿原にも行きたかったのですが、もうすぐ雷雨になりそうなので今日はここで行き会えたチョウたちを記録に残したいと思います。