
こちらは既に20年以上も前に買って使ってはほったらかしで、何ともひどい状態です。前回の記事のタイトルが「チェーンソー メンテナンス 新ダイワ編」とかなっていましたが、なんとも間抜けな話しで2台とも「新ダイワ」じゃん。

確かカッターも一度研いでみた覚えがありますがチェーンも弛みっぱなしで、これじゃ使いたいときに役に立つわけもないです。

先ずはエアーフィルターを見てみましょう。先日の機種のようにエアーフィルターカバーはありません。

球状の突起で紛失しないように止まっているので。軽く下に押しながら手前に引っ張ると簡単に取り外せます。

先日メンテナンスした機種のものと違ってかなり汚れています。


エンジンカバーはⅯ4のナベ小ネジ3本で止まっています。

ところがエンジンカバーを先に外そうと思っても外れませんでした。


フロントハンドルを外さないと無理です。

珍しい2条ネジというキャップボルトで止まっていました。少ない回転数でしっかり喰いつくようになっているようです。

キャップボルトを4本外したら後ろにスライドするように外します。

そしてエンジンカバーを外します。

この機種の場合スロットルロッド1とチョークロッド2が交差してついています。

チョークシャッターは忘れないうちに閉めておきましょう。

エンジンカバーに付いているチョークロッドのガイドを失くさないようにしましょう。

燃料ホースを外しますが、パルスチャンネルホースはついていません。たぶん別の方法でエンジンの圧力を供給しているのだと思います。

チョークロッドはチョークプレートから簡単に外せますが、アクセルロッドが外れません。キャブレターを外せば外れるのかなと思って、M4のキャップボルトを外してみました。

キャブレターがフリーになりましたがアクセルロッドは外れませんでした。

それではアクセルプレートを外してみましょう。

ようやくアクセルロッドが外れました。

そしてキャブレターを外します。

先日メンテナンスした機種のキャブレター

先日メンテナンスした機種のキャブレターはポンプダイヤフラムとメタリングダイヤフラムの間にスロットルバルブがあるので厚みがありますが、この機種の場合ロータリーバルブを採用しているのでポンプダイヤフラムとメタリングダイヤフラが一体化しているから、厚みはなくてコンパクトにまとまっています。

早速ポンプダイヤフラム側を開けてみます。


20年以上も使っているのに思ったよりきれいです。先日の機種のようにフューエルインレットスクリーンにも目だったゴミはありません。


次はメタリングダイヤフラム側も開けてみましたが、こちらもきれいでした。

外したキャブレターの下にエアークリーナーがあります。この機種の場合、エアークリーナーとキャブレターの間に吸気側のマニホールドはありませんが、この部屋全体が吸気側のマニホールドの役目をしているので、きれいにしておかないとメインジェットにゴミが詰まったらまたまた分解して掃除をすることになります。

今回はポンプダイヤフラム側の部品もメタリングダイヤフラ側の部品も全部洗浄しました。

一番使う2番の+ドライバーの先端がヤセてきてナベ小ネジが滑ります。ネジの頭をなめてしまっては遅いので、午後は早速Ⅾ2まで買いに行きました。ドライバーはVESSELが好きですが、「なめたネジも新しいネジも回せる」とあったのでこの「ワニドラ」というのを買ってきてみました。

カッターも切れなくなってきましたから、先日「大地」で買った目立てセットを早速使ってみることにしました。フロントハンドガードを前に倒して必ずチェーンをロックしておきましょう。一周したかがわかるように最初に研いだカッターには印をしておきます。少々不安定だからバイスがほしいと思いました。

最後にチェーンもしっかり張っておきましょう。

今回使った道具は2番の+ドライバー、3mmの六角レンチ、19mmのボックスレンチ、Φ4mmの目立てセット、綿棒、そして老眼鏡です。早速始動してみましたが、前回の機種ほど息が切れるほどスターターを引くこともなく数回で始動しました。
山仕事を生業にしている方たちならば、このくらいの手入れは常識中の常識だと思いますが、自分のような素人は何か記録に残しておかないとこの次またやってみようなどと思ったときにはすっかり忘れていると思います。取説もあったはずですが、何処にしまってあるやらすっかり忘れてしまいました。

つい先日までは「暑い暑い!」と言っていたような気がしますが、ここ最近朝晩すっかり寒いくらいになってしまいました。畑に行く回数もすっかり少なくなりました。それでもまだまだ自家用野菜がたくさん採れて、霜が降りる前の今頃の野菜はとてもありがたいです。

自民党総裁選が終わって、自民党の中ではまだ真面な方かなと思いきや、昨日言ったことと今日言っていることが全く違っている。これでは信用できる方とは思えない。しかも予算委員会も開かないまま裏金事件と統一教会問題に蓋をするようにそそくさと衆議院を解散してしまいました。
正直言って岸田さんは物価高とこの二つの問題に真面目に向き合わなかったので、支持率は低迷したまま退任せざるを得なかったのだと思います。石破さんもこの問題にきちんと向き合わない限り政権維持は難しいと思います。