みなさんこんにちは。読者のみなさんに深くお詫びを申し上げます。この記事の編集中に何と操作を間違えて公開してしまいました。6/1のアクセス数は49件にもなっていました。急いで編集しておりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
今年は、梅雨入りが早ということです。農作業が間に合わなくてモヤモヤしてますが、梅雨に入る前にはマルチだけは敷いておきたいと思って、今度の土、日は天気も良さそうです。27日(土)は午前中、女房に手伝ってもらって、午後は「ハンちゃん」に手伝ってもらって、思ったよりというか思った以上にはかどったので上機嫌です。
そして、頭を過るのは明日も天気は良さそうだし、女房とちょっと何処かに出かけてみたいと思いました。かといって、明後日から仕事だし、一日中山歩きをしているわけにもいかないので、かねてから行ってみたいと思っていた「日本で海岸線から一番遠い地点」に決めました。
住吉橋で千曲川を渡って、JR小海線の龍岡城駅の踏切を渡ります。そして、五稜郭に囲まれた龍岡城跡を右手に過ぎて、あとはひたすら雨川ダムまで進みます。エメラルドグリーンの水を湛える神秘的なダム湖です。水がきれいで今日は暑いくらいの日なので、流れ込みでは釣りにカヌーを楽しんでいる人たちがいました。
雨川ダムの流れ込みに行く左手に広場があります。以前はこの場所に「湖月荘」という町営の温泉施設がありました。友達とゆっくりお風呂に入って、湯上りにソファーでくつろいで何とも落ち着くところだったのですがとても残念です。
こちらの遮断器からは一般車両は入れませんのでここから歩き始めます。
最近、佐久市でもツキノワグマの目撃例が報告されていますので十分注意しましょう。
こちらの地図では湖月荘が記されています。
トチノキの葉がきれいです。
最初の林道の分岐にはカーブミラーがありますが、左に行きますので間違えないように注意しましょう。
見事なオニゼンマイの群落です。
最初に沢を渡るこの辺りまで以前、車が入れたのだと思います。
ヒメカンアオイでしょうか?ハート形で光沢のある葉がきれいです。ヒメギフチョウの幼虫の大事な食草なので、もう少し早い時期に来れば「春の妖精」ヒメギフチョウに行き会えたかもしれません。
新緑の中の山道は気持ちが良いです。
頭上にコシアブラの木がありました。
ここでも沢が分岐します。矢印を見落として左に行ってしまいましたが、ちょうど一休みして気がついて戻りました。
沢の水はきれいですが4年前の台風19号の影響でしょうか、倒木がたくさんあります。こちらよりわずかに南の十石峠付近が全国でもいちばん雨量が多かったということですから、この辺りも同じくらい降ったのだと思います。
徐々に勾配がきつくなってきました。
2枚とも写真が下手ですいません。ヤマクワガタ? クワガタソウ???
草丈から判断してヤマクワガタかなと思います。
小さいですけど山菜としても人気があるウワバミソウですが、ミズまたはミズナ、ヤマナとも呼ばれています。
こちらも山菜として人気のヨブスマソウ別名ウドブキとも言います。
ラショウモンカズラでしょうか。 かわいい花なのに名前の由来がちょっと怖いですが、蕾の形が羅生門で切り落とされた鬼女の腕のように見えるということです。
観葉植物のようなきれいな葉は??? カンアオイの仲間でしょうか?
こちらもヒメギフチョウの幼虫の食草だと思います。
きれいな光沢のある葉は、モミジガサでしょうか。
倒木にきれいなつる性の植物はマタタビ? サルナシ? 苔盆栽のようです。
目的地が近くなって下ってくるご夫婦と行き会いました。
クリンソウは咲きはじめでした。
花はまだですがトリカブトだと思います。小さい頃の葉はニリンソウに似ていますが、間違っても食べないようにしましょう。
目的地も目前です。
こちらが正しい基準点です。
北緯 36度 10分36秒 東経 138度 34分49秒
標高 1200m 静岡県 富士市 田子の浦港から 114.853m
樹林帯の中なので展望は開けませんが、けっこう達成感を感じます。自分は遮断器を過ぎた辺りの林道が続くのかなと思っていたのですが、距離の割にはなかなか険しかったです。今年、最初の山行なのでとても楽しかったですが、やっとのことで編集を終えました。最初に閲覧していただいたみなさんに重ねてお詫び申し上げます。