「また紅葉の時期に」ということだったのですが、先月上旬まだ昼間は真夏の様に暑くて、セミが鳴いていた記憶があります。けれども10月15日頃を境に朝は寒いほどになってしまいました。強い霜が何度か降りて、今年の紅葉はあまりきれいではありません。
それでも時期を外してしまいましたが、皆さんと都合の折り合いがつきましたので、近間で良いから登ろうということになりました。場所は比較的展望のいいところということで、湯ノ丸に決まりました。
昨日までは冬型の気圧配置で寒いばかりで、昼間は強風ばかり吹いていました。
今朝も冷え込みましたが、とてもいい天気になりました。
待ち合わせの道の駅「ほっとぱーく浅科」に少々早く着きました。いつも気になっていたのですが、いつごろの消火設備でしょうか。これは見事としか言いようがないですかね。
そして、浅間山もきれいに見えていました。
ちょうど9:00ころ歩き始めます。湯ノ丸キャンプ場からアプローチしましたが、すっかり霜柱が立っていました。
さてここの分岐でどちらに進もうか?6月に一人で登った時は「熊出没注意」の看板に怯んで、右に行きましたが今日は三人いるしということで左に行きました。
途中で富士山が見えました。今年は既に、かなり白いですね。
湯ノ丸ー烏帽子の鞍部に着きました。
小梨がなっています。霜が降りる前は渋くて食べられませんが、ちょうど霜にあって美味しそうです。懐かしいので3っつほどいただいてみましたが、かなり酸っぱいです。
ここからは上りもきつくなります。
イワカガミの光沢のある葉がきれいに紅葉しています。
コケモモの葉は少々色が変わり始めたところでしょうか。
烏帽子を後ろに見ながらもうすぐ頂上です。
三角点が見えました。
今日も頂上で友達に写真を撮ってもらいました。
浅間山の噴煙も間近に見えます。
かわいいゴヨウマツをみつけました。
ゆっくりお昼をいただいてもう一度、360度の大パノラマを目に焼き付けて下りましょう。
風向きの関係でしょうか、北アルプスと北信五岳の頂上付近に雲がかかっていたのが少々残念でした。槍ヶ岳と戸隠連峰は良く見えました。赤く紅葉した葉はゴゼンタチバナですかね。
シャクナゲの葉はまだ緑で光沢もあってきれいです。
シラタマノキも紅葉し始めたところでしょうか。
背後の湯ノ丸を眺めてスキー場から下りました。今日も無事下山しました。そして天気に恵まれて良い山行でした。下りでけっこう膝に来て心地いい筋肉痛が2日ほど続きました。朝晩すっかり寒くなりました。今年はラニーニャ現象を確認したということですから、冬はそれなりに寒くなるという予報のようです。寒さに負けないで今年の冬はスノーシューに挑戦してみたいと思います。