暇さえあれば虫探し(6)

10月5日と10月6日を境に真夏のような暑さから、すっかり秋の空気に入れ変わってしまいました。今週末は、台風19号が最も日本列島に接近するということです。今年も各地で災害が相次いでいますから、できるだけ被害がないことを祈る思いです。

撮った画像をなかなかまとめられないままになっているので、そろそろ投稿してみましょう。昨年8月4日野菜を洗ったバケツの水を捨てたところに、空かさずやってきたカラスアゲハです。水を吸いに来るのは雄だそうです。この見事な一頭は夏型です。


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「暇さえあれば虫探し(4)」でも掲載した、こちらは春型です。2012年5月8日のことです。前年、知人からいただいた蛹が2階の部屋で羽化していました。

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春型は少々小型で丸っこくてかわいい感じがしますが、夏型は大きくて前翅の先端も鋭く精悍な雰囲気があります。見比べると、本当に同じ種類の蝶かと思うほど違います。それにしても、あの小さな蛹からこんなきれいな蝶が現れるのですから、生命の神秘としか言いようがないですね。

こちらは、今年8月1日家に咲いていたヤマユリに飛んで来たカラスアゲハです。
どこからともなく突然訪れますので、大急ぎで表に駆け出しました。こちらは雌だと思います。

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キタテハの夏型です。今年の8月15日家の敷地内に飛んで来ました。夏型は全体的にオレンジ色で、型も大きい気がしますが、秋型は赤身をおびて羽の切れ込みが深く、夏型に比べて少し小型な気がします。


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「虫好きの独り言」にも掲載した画像ですが、こちらは秋型です。本当に同じ蝶かと思うほど違います。2017年9月30日同区内で行き会いました。

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北八ヶ岳散策日記」にも掲載したヒオドシチョウです。夏型のキタテハに良く似ていますが、見比べると一目瞭然だと思います。タテハチョウの仲間は警戒心が強くて、飛び方も俊敏なので一度脅してしまうと、遥か彼方に逃げて行ってしまいます。できるだけ刺激しないように近づくのですが、近づき過ぎると警戒して羽を閉じてしまいますから、なかなか蝶を写真に収めるのは大変です。


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一見蛾のようなこの蝶 は、ミヤマセセリです。今年4月28日自宅近くの山林で行き会いました。陽だまりで羽をいっぱい広げて、思いきり暖かい春の日差しを楽しんでいるようでした。

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ミスジチョウの中では、一番小型のコミスジです。今年8月3日自宅近くの林道で行き会いました。食草となるフジ、クズ、ハリエンジュ(ニセアカシア)が多いことから、この蝶の個体数も多い気がします。
タテハチョウの中では、とてもリズミカルな飛び方をしますので見つけやすい蝶です。


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10月6日午後、近くの山にキノコ採りに行く途中に行き会いました。「あ!アカタテハ」と思ったのですが、やや小型であることに気がつきました。久しぶりにアカタテハに行き会えたと思いきや、ヒメアカタテハでした。

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行き会ったところは、自宅からほど近い牧草地です。以前自分は、アカタテハヒメアカタテハの区別がついていませんでした。アカタテハに比べて小型ですが、前翅が切れ長で鋭い印象があります。アカタテハは、全体的に丸みを帯びた印象があります。

最近気がつくと、アカタテハクジャクチョウに行き会うのが少なくなった気がします。自分は野山の散策や登山に出かける目的のひとつは、昆虫たちや動物たちに植物を見つけて歩くことです。
畑仕事に追われて、なかなか時間の余裕がなくなってしまいました。これも歳のせいにしてはいけないのですが、同じことをするにも、以前はもっと余裕があったような気がします。数が減っている昆虫がいるのも事実かも知れませんが、自分も、もっと積極的に野山に出かけるようにしないといけないですね。

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