「アコギの池」で少し触れまなしたが、以前は普通に見られた生き物たちも、最近見なくなったなと思うことはないでしょうか?
今はまだ普通にみられる動植物でも、数十年後には絶滅危惧種に指定されていたなどということも考えられますので、佐久市近辺で見かけた動植物の画像を残したいと思います。
2012.5.11 12:07 臼田町
こちらは、何年か前、毎年山菜採りに行くところでみつけた、ヒメギフチョウです。佐久市でも生息が確認されている場所はあると思いますが、自分が見たのは始めてです。
驚きのあまり、足も震えて必死で追いかけましたが、この画像を撮るのが精一杯でした。 (ゴミではありません、中央付近をよーく見てください)
こちらは、ウスバシロチョウです。5月6月頃、この辺りでたくさん見られます。
どこから見ても、シロチョウ科にしか見えませんが、何とアゲハチョウの仲間です。食草のムラサキケマンが多いので、個体数も多いのでしょうか?
吸蜜しているときの無防備な姿が、かわいいですね。
風に乗って、優雅に飛ぶ姿は春の風の妖精のようです。
こちらは、ウラギンヒョウモンです。
かなり大型の個体です。ヒョウモンチョウは、なかなか見分け方が難しいチョウですが、後羽の裏の文様がかなりの決め手になります。
同じ林道で行き会いました。やはり見分けが難しいですが、ミドリヒョウモンだと思います。
こちらは、秋型のキタテハです。夏型と秋型では、全く別のチョウに見えます。
種類の多いシジミチョウの中でも、判別しやすいベニシジミです。朱色が特徴的なかわいいチョウです。
子供の頃は、普通に見かけたのですが、今年、久しぶりに行き会った気がします。スジボソヤマキチョウです。
ここは、以前棚田があって自分の好きだったところです。
田んぼの土手には、色々な花が咲いていて、チョウの種類も多いところでした。
さみしことに今は耕作放棄地になっています。
このまま永遠と続けるのもどうかと思いますので、一度区切りをつけて、次の章にしたいと思います。